「傍目八目」という四字熟語をご存じですか?
今回はこの言葉について解説したいと思います。
すぐ読めるようにまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
傍目八目
目次
意味
意味
当人よりも傍で見ている第三者の方が、ものごとの真相や是非を客観的に判断することができるということ。
囲碁の勝負では、対局者本人同士よりも、傍で見ている観客の方が八目先まで見通すことができるというところからきている。
岡目八目とも書く。
当人よりも傍で見ている第三者の方が、ものごとの真相や是非を客観的に判断することができるということ。
囲碁の勝負では、対局者本人同士よりも、傍で見ている観客の方が八目先まで見通すことができるというところからきている。
岡目八目とも書く。
使い方
会社員
僕は、このやり方がベストだと思うんだけど、当事者ではないお前の、傍目八目の意見も聞かせてもらえるかな?
そらくん
兄さん、それって自分本位の考え方じゃないのかな。受け入れてくれる人は少ないと思うよ。
会社員
マジか。
わかった。もっと多方面から考えてみるよ。
老人「片輪は野菜畑へ出られないでしょう。従ってまた野菜も作れない、それだけに野菜の善悪を見る目は自他の別を超越する、公平の態度をとることが出来る、――つまり日本の諺を使えば岡目八目になる訣ですね。」
類義語
他人の正目
意味
正目とは、縦に真っすぐに筋の通った木目のことで、忖度も利害関係もない他人は、ものごとを公平で正しく判断できるというたとえ。
正目とは、縦に真っすぐに筋の通った木目のことで、忖度も利害関係もない他人は、ものごとを公平で正しく判断できるというたとえ。
対義語
あばたもえくぼ
意味
好きな人のことになると、正しい判断ができなくなり、欠点でさえも良く見えることのたとえ。
好きな人のことになると、正しい判断ができなくなり、欠点でさえも良く見えることのたとえ。
英文
Lookers-on see most of the game.
和訳
ゲームは、やっている本人たちよりも、傍から見ている者に一番よく見える。
ゲームは、やっている本人たちよりも、傍から見ている者に一番よく見える。
まとめ
「傍目八目」とは、当人よりも傍で見ている第三者の方が、ものごとの真相や是非を客観的に判断することができるという意味でした。
こういうことはよくありますね。
当事者はそのことしか見えてなくて、ほかの人から指摘されて間違いに気がついたり、もっと良い方法に気づくことがあります。
そういう貴重な意見は、大切にしたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。